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CONSULTING ORTHODOXY

CDIの活動への参加

CDIは、新たな人材を迎え入れるに際し、「採用」ではなく「参加」であることを強調し続けてきました。

それは、「CDIに入る」という(小事の)前に、「コンサルタントになる」「自立したコンサルタントとして立つ」という(大事の)覚悟が固まっていることが不可欠と考えてきたからです。落語家をめざす人が、師匠を選ぶ前に、落語家になりたいと強く決意しているはずであることと同じです。

依頼主(クライアント)から報酬を得て「第三者」として機能するということは容易なことではありません。
報酬を支払っても価値ある「第三者」である、ということは、広範な情報を収集できるとか、専門知識があるとか、客観的な分析ができるとか、論理的な思考ができるという次元で語れるような、生易しいことではありません。その程度のことであれば、依頼主(クライアント)企業内部に優秀な社員がいるか、もしいなければ新たに雇えば済むことです。依頼主(クライアント)から「コンサルタントを雇う」と言われているコンサルタントは、その不在の一時的代替をしているだけに過ぎません。病気に悩む患者が「医者を雇う」という言い方はしないことを想起してみれば、そのことはすぐに合点できます。

報酬を支払っても価値ある「第三者」の条件は、依頼主(クライアント)に深い「驚き」や「発見」をもたらすことのできる存在である、ということです。依頼主(クライアント)から見て、同じビジネス界に生きる人間でありながら、同時に身の回りにはいない「異質」を感じさせ、それゆえに同じものを見ても何か違う見方をしてくれる「期待」を抱かせる人間であることが依頼の条件と言えます。コンサルティング・ファームは、その「異質さ」ゆえに依頼主(クライアント)から相談を受け仕事を依頼されるコンサルタントと、その下で将来コンサルタントになるべく日々鍛錬し修行を重ねる見習の人の、二種類から成っています。

CDIは、そのような意味での「異質」の人(ありていに言えば「ヘンな人」)として自らに拠って立つ志と覚悟をもつ人に、「参加」の門戸を開放しています。自立する精神の持ち主同志、お互いに触発される仲間を増やし、CDIという空間をさらに活性化していくことは、私たちの最大の希望です。

いきなり自立することの困難は誰でも同じですので、職人の親分が弟子を取る気持ちで入門する参加者を鍛え、支えます。 これから世に出る学生諸君には、「会社に入る」「就職する」という次元ではなく「この世界に入る」という覚悟をもって、ぜひ門を叩いてもらいたいと思います。 また、職歴のある諸氏には、「転職」ではなく「転身」するという腹をくくって、ぜひ門を叩いてもらいたいと思います。

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コンサルタントにはできないこと、
コンサルタントにしかできないこと

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