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CONSULTING ORTHODOXY

CDIの歴史

CDIは、1986年1月に日本初の独立・自立の経営・戦略コンサルティング会社をめざし、外資系コンサルティング会社在籍者10名のスピンアウトにより設立された、コンサルタントの集団です。

以後30年余にわたり、メンバー自身による独立・自立を貫き、時代の底流を見つめながらコンサルティングのテーマも拡張・変容させてまいりました。 (別項「CDIグループのコンサルティング・テーマ」「CDIの運営理念とマネジメント」参照)

1960年代後半~70年代、外資系コンサルティング会社の日本への上陸を端緒として、日本でも少しずつ認知を得るようになった「戦略コンサルタント」という存在は、当時の日本企業からはある種の驚きを以って捉えられていたのではないかと思われます。企業経営への科学的アプローチの適用、すなわちFact & Logic(事実に基づく分析と論理的思考)という欧米思考様式の経営が、いかに異質で新鮮に映ったか、今となっては想像しにくいかもしれませんが、折しも成長期から成熟期への移行という壁に直面していた日本企業が、そこに変化への契機を求めたのも頷けます。

当時、そうした現場に自身がコンサルタントとして籍を置いていたCDIの創業メンバーは、日本企業にとってのその斬新な価値を一方で認めながらも、一方ではその接面での違和感、水と油のように簡単には融合しないものの存在をも感じていました。
CDIが「新・和魂洋才」という考え方を掲げ、欧米思考の日本的な受容のあり方を、日本の経営現場の現実に即して突き詰めることによって、そこに新しい調和を「創造」し、日本の経営の進化に貢献したいと考えて門出したのは、こうした背景の下でのことでした。

それ以降、経営の現場で直面する現実の不調和に正対し、依頼主(クライアント)と共に新しい調和を見出していく地に足のついた「創造的活動」を、私たちは自らの使命(ミッション)として課してきました。

時代は間もなくバブル期を迎え、いつしか日本の経営は世界一になったと自惚れた時期を経て、一転してバブル崩壊後は深い自信喪失の淵に沈み、事業と資本のグローバル化の波に翻弄されながら、30年を経過することになります。
この間、CDIもその時代時代の依頼主(クライアント)の要請に応えるべく、新事業や新会社の立ち上げから、老舗企業の企業再生局面の支援まで、様々な場面に立ち会ってきました。

しかし、そこで私たちが見つめ続けてきたものは、時代の奔流と経済の浮沈の大波にかかわらず、地道ではありながらも一歩一歩進む、日本の企業経営の進化であったように思い返されます。
あらためて俯瞰してみれば、30年余の時を経て日本の経営も、ある意味で様変わりしました。その一方、時代環境の遷移は、さらにより深層に及ぶ本質的で一回り大きな挑戦課題を企業に突き付けているのが現在であるとも言えます。

30年前の驚きであったFact & Logic による分析・思考や、合理性・効率性のみを念頭に置いただけのConcept や Framework は、もはや当たり前の手法ではあっても、何も新しいものを生み出さないことにあらためて気づかざるを得なくなりました。
それだけでは解決・克服できない、より深層に及ぶ課題、現実の不調和に対峙し、どのような「創造的」な考え方や向き合い方を依頼主(クライアント)と共に見出していくか。

私たちがCDIの歴史から受け継いでいるものは、自由な発想力と愚直な姿勢でそれを追い求めていく精神と言えます。

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