日本では、1999年以降、数多くのIT関連のベンチャー企業の株式公開が相次ぎましたが、その後の展開を見ると、アメリカ市場におけるネットバブルの崩壊、国内ではライブドアショック、リーマンショックを経て、新興マーケットでは株価の低迷が続いています。IT系の新興企業は一部企業を除き、成長の踊り場を迎えつつあるように見えます。市場では「イノベーションのジレンマ」を打ち破る新たな事業開発、新規プレーヤーの登場を待ち望む声も聞かれます。
情報通信分野では、デジタルかの進展や高速伝送技術の発展によって、安価・高速な通信サービスが次々と登場しており、既存の業界構造が大きく変わりつつあります。携帯通信においては、スマートフォンが市場を席巻しており、これまで、少なくとも、国内においては垂直的に統合されていた産業構造が、グローバルレベルでみると水平統合に向かいつつあるようにも見えます。
IT・情報通信ともに、業界変化のスピードが極めて速く、また、グローバルレベルで技術革新の影響を受けやすいため、新興の革新的プレーヤーの登場によって、業界の変化が一気に起こり得る事業分野です。既存のプレーヤーには、市場環境・競争環境の急激な変化に対応するための、明確な経営戦略、速やかな実行と仮説検証のサイクルを絶え間なく高速で繰り返すことがより強く求められています。
CDIは、創業以来、伝統的な大手企業だけでなく、IT・情報通信のベンチャー企業に対しても数多くのコンサルティングサービスを提供してきました。日本の産業を牽引する新たな事業・企業を起こそうとするクライアントに対して、今後も、日本発の戦略系コンサルティングファームとしてその成長に貢献したいと考えています。
日々めまぐるしく変化するIT・情報通信分野においては、業界全体で起きている事象を素早くかつ深く理解した上で、自社の強みを最大限に活かした戦略を立案し、それを即座に実行することが極めて重要です。創業以来、戦略の実行支援にこだわってきたCDIは、これまで多くのIT・情報系のベンチャー企業の支援に携わってきました。事業戦略を適切に現場に落とし込む経験を豊富に有するCDIならではの「絵に描いた餅ではなく、食べられる餅」である、クライアント固有の事業戦略の立案を支援します。
IT・情報通信系の企業では、設備投資を除けば、人的資源がコストの多くを占めていることが多く、それゆえ、事業にかかるコストが見えにくくなっていることがあります。特に急拡大を続けてきたベンチャー企業においては、事業規模の拡大に対して業務・組織が十分に追いつけず、業務オペレーションが混乱しているケースが非常に多く見受けられます。
CDIは戦略実行を支える企業の「身体」である業務・組織についても、第三者の視点から、適切にアドバイスを行い、変化に強い「筋肉質」かつ「柔軟な」業務・組織への改革を支援します。また、関連会社であるCDIソリューションズは業務オペレーションの改革にとどまらず、業務におけるIT活用の支援まで、ITに特化した専門的なスタッフによってサービスを提供しています。
事業環境の変化が早い、IT・情報通信の分野では、M&A等のスキームによって、「時間をお金で買う」ことが有力な戦略上の選択肢となっています。また、継続的な成長が求められるベンチャー企業にとってはIPO後の投資先としても、M&Aを検討することは非常に重要な戦略上の論点となります。
CDIは、業界におけるクライアントの競争優位をさらに確立していくため、事業ポートフォリオの評価・見直し、スキーム立案、ロング/ショートリスト作成、交渉、PMI(Post Merger Integration)まで「成果」にこだわったトータルなM&A支援を行います。