ここ数年来の電機・ハイテク業界を取り巻く環境の変化は非常に激しいものがあります。デジタル化の流れによる新技術・新製品の市場が勃興したかと思えば、短期間で成熟し価格が下落、国内生産回帰の動きが緒についたかと思えば、再度海外生産へのシフトが激しくなり、勝ち組と言われていた企業の経営状況が急速に悪化するなどの事態が散見されます。
製品ライフサイクルの短期化に伴い、常に技術進化に合わせた商品開発とコスト競争力が必要不可欠となり、グローバル展開における韓国・台湾企業等との新たな競争、そして、新たなビジネスモデルへの挑戦が求められてきました。加えて、AV・家電・コンピュータメーカーは国内の量販勢力の拡大に伴う価格競争への対応、並びにグローバル展開における適切なチャネル開拓が大きな課題となり、また半導体・電子部品メーカーはマーケットニーズを見極めた生産体制の構築が必要不可欠となっています。
このように厳しい事業環境の中で、CDIは様々な電機産業クライアントの様々な分野のコンサルティングニーズに対して、戦略・組織・財務・業務の幅広い視点から、クライアントと共に変革実現のサポートを行っています。
グローバル展開が不可欠となる電機産業では、各市場における重点戦略エリア・事業領域・商品・チャネルを見極めた上での事業展開が求められています。各市場における適切なニーズ・流通構造の把握が今後の成長に向けた課題となっています。特にここ数年間は、中国を中心とする「新興国モデル(新興国向けのビジネスモデル)」の確立が急務であり、品質・機能と価格のバランスを考慮した新興国における新たなポジショニングを確立していく必要があります。さらには、ガラパゴス化する国内市場との「適切な距離感」を築くことも重要です。
CDIでは、子会社のCDI Chinaや海外の提携プロフェッショナルファームを通じて、徹底的な事業環境分析を行い、クライアント企業の競争優位性を見極めた上で成長シナリオの監査・策定を支援いたします。
今後まさに「売る力」が試される時代になります。国内市場における価格競争への対抗手段として、またグローバル展開における新たなポジショニングの確立に向けてのマーケティング体制の構築が重要な戦略論点となっています。特に新興国においては「現地化の巧拙」、つまりは、現地で企画・設計・開発し、売ることが出来る力が試される時代になるでしょう。
CDIは他産業も含めたマーケティング・ブランディングプロジェクトで得た知見に基づいて各国の市場ステージを見極めた上で競争優位となるブランド構築を支援するとともに、設計開発と製造、そして営業の現場を有機的且つスピーディーに繋ぐための「Design for manufacturing 」「Design for marketing」の強化に向けたご支援をいたします。
電機産業では、価格競争が激化する事業環境の中で、商品の市場投入にかかるリードタイムの短縮化(Time to Marketの短縮化)、在庫の適正化、生産性の向上/コスト低減に繋がる、部品調達から最終顧客へのデリバリーまでの全プロセスを見据えたSCMの確立が求められてきました。一方で、昨今の日系企業は過度のSCM信仰により「大量に安く造る」ことが不得手になっていることも事実であり、新興国で台頭しつつある現地メーカーとの競争も厳しくなっています。
CDI及びCDIソリューションズではサプライチェーンにおけるオペレーション分析を踏まえ、最適な事業戦略に基づいた業務改革、組織設計、IT導入までの一貫したコンサルティングサービスを提供するとともに、ODM/EMSとの適切な関係構築も含めた、グローバル最適生産体制の整備にむけてご支援致します。
競争環境が激化する中で優位性を確立するためには、事業環境の変化を見据えた事業戦略とそれにマッチしたR&D戦略の構築が必要不可欠となっています。しかも当面は、先述の「新興国モデル(新興国向けのビジネスモデル)」確立の過程において、自社のR&D戦略を再定義することが重要となります。
CDIは、事業環境を踏まえたグローバル展開に対応したあるべき技術/製品ポートフォリオの分析に基づいて、エリア別・用途別の研究開発テーマの選定・リソース配分計画の策定を支援いたします。
国内電機産業における市場の成熟化に伴って、海外企業の買収や国内企業間での統合等の再編が起こり始めています。CDIでは、M&Aの実行支援だけでなく、買収後の統合効果の実現に向けてPMI(Post Merger Integration)もご支援します。