2003年10月
No.69 分社化にみる新しいマネジメントプロセスの構築
成功する分社化とは何か?答えを得るには、まず「なぜ分社化するのか」を考え抜くことが必要である。単純な人件費削減といったニーズもあろうが、昨今の持
株会社化・分社化に特徴的なのは、資本市場の評価が企業経営に与える影響が強まり、調達した資本の効率的な運用なくしては企業経営が成り立たなくなってき
たことに対し、企業の経営管理体制がそれに追いついていない、という現状を打破していこうとする動きである。企業内において本社(コーポレート)機能を担
う部署がどこまでグループ内投資家としての意識を高められるか、そして個別事業がアントルプレナーとして如何に自立自走していけるかが、この動きの成否を
決めることになろう。
一覧ページに戻る