創業の精神

CONSULTING ORTHODOXY

1986年 創業時制作の「会社案内」より

ファウンダー紹介

『経営トップは孤独であるといわれる。過去のコンサルティング活動から見て、これは正しい。
では、ミドルは? ミドルも孤独である。社内改革の青年将校は孤独である。営業最前線の課長も、商品設計グループの総括も、新規事業の次長も、営業計画室の室長も、時には総合企画部長も、また。

欠陥商品の上市を長時間を経て知悉した社長は、孤独であったかも知れない。しかし、本当に孤独であったのは、事実に気がついていたミドル諸氏であったのではなかろうか?
経営・戦略コンサルタントの真の役割とは、トップの考えとミドルの考え、トップの考えとミドルの行動とを合致させる触媒として機能することに尽きる。

この際、変更はトップにもミドルにも求められる。経営・戦略コンサルティングに必要な第1の要件は、企業進化を阻害する要因を洞察し、その本質を表現することである。

次に、こうした問題認識と社内コミュニケーションの準備を踏まえ、企業改革のための明確な企業指針を創造することが必要となる。
企業指針(Corporate Direction)とは、市場に対して自社がどのようにすれば、よりよい結果が得られるかという仮説である。したがって、第2の要件は、企業変革の仮説創造と言うことができる。

最後に、考えたこと(仮説とは、思考上の帰結である)を行動に移すには、行動指針が必要となる。どのような行動指針が自社の行動様式に最も適しているかを、具体的に提言し、実際行動の支援を行うことが第3の要件となる。もし、これが実現すれば、企業の考えと行動とは、痒いところに手が届く関係となり得るであろう。その結果として、企業環境の変化に対する適応度は数段強化されるに違いないし、競争企業に対する競争優位が保持・改善されることになる。

上述の3つの要件全てを満足する経営・戦略コンサルティングを目指して、新たな出発をしたのが、Corporate Directions, Inc.である。

私どもの経営戦略の経験を核として、広範なコンサルティング活動に関する種々の側面、例えば、ミクロとマクロ、分析と統合、ハードとソフト、和の心と洋の心、概念と実際、等の種々雑多を、実際の活動を通じて、さらに創造的で人材開発的たらしめること、これが私どもCDIの真の挑戦課題である。』

コーポレイトディレクションファウンダー 吉越亘

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